母、初レジン
母が前々からやりたがっていたレジンアクセサリー。
うちの母は普段アクセサリー等を着けるタイプではないので、単に工作気分を味わいたかったのだろうと思われる。
↑母作。上の大きいのは帯留めとおまけのイニシャルチャーム、
下はネックレスチャーム。どれも小さめサイズ。
土台のカラーはやっぱりゴールドの方が映えるかなぁ…。
母、ノリノリ
元々、陶芸が趣味で(無駄にお皿が増える…)モノづくりは好きなのは知っていたけど、1~2個作って終わりかと思ったら、「さぁ次!さぁ次!」とノリノリなのであった…。
レジンだと普通のアクセを教えるのとは違って、カラー液の調整や枠外に垂らさないかを逐一見ていないといけなくて、こっちが気疲れしてしまった。
母は「これくらいじゃ全然疲れないわよ!」と言っていたが。
仕上げや微調整は私がやったけれど、楽しそうに作る母を見て私も嬉しかった。
母の創作ノートが素敵だった件
ネックレスチャームを単純にチェーンに通すだけじゃなく、天然石を使ってちょっとしたネックレスにできないかしら?とリクエストされた。
もちろんその部分は私が作るんだけど、母がおもむろに小さなマイスケッチブックをさっと取り出し、スケッチし始めたのだ。
今作ったパーツを置いて、Y字ネックレスの構想を練る母。
私も長年アクセを作っているけど、こんな丁寧な作業したことないw
「とりあえず作ってみる、ダメならやり直し」の繰り返しな自分は、ひょっとしてものすごく非効率なやり方だったんじゃ…?と思ってしまった。
(みなさん、普通にやっていることなんでしょうか?)
そのスケッチブックを見せてもらったら、ちょっと素敵な内容だった。
陶芸の絵付け用の下絵や活けている花のスケッチ、その他のアイデア画みたいなものが描いてあって、母の創作の泉を見た気がした。
母曰く「思いついた時に描かないと忘れるじゃない」と。
至極もっともだと思った。
レジンアクセはシニア世代にもウケる
私は普段、仕事つながりでシニア世代の方たちを中心に、アクセサリー制作のワークショップ(といえるほど立派なものではない)的なこともやったりするのだけど、既製パーツを繋げる普通のネックレスやピアスより、このレジンアクセの方が受けが良い。
普段アクセサリーを着けない人も、テグスにビーズを通したりする程度ならやったことがある人が多く、「パーツ自体を作る」というものがやはり新鮮に映るようだった。
今回、母の反応を見て更に実感した。
これをもうちょっと進めてみようかなぁと思うのだけど、いかんせんそれぞれの作業中に目を離せないのが難点なんだよなぁ…。
以前8人同時に見た時は、あっちからもこっちからも呼ばれっぱなしで、頭の上から汗が吹き出た経験がある。
でも、作業自体はとても楽しく、皆さんの満足度も高いのが良いなぁと思っている。
シニア世代と言ってもおばあちゃんではない、元気で活動的なマダム達だ。
私たちの世代より、ずっと元気だし社交的で多趣味。本当に尊敬する。
人生を楽しんでいる感じがして、私が逆に元気をもらっているくらい。
私にとって、アクセサリー作りはもはや自分のためだけではなく、人が作っている様を見るのが喜びでもあるんだな、と最近しみじみ思うのでした。